高岡撮影紀行その1

本当にいい旅を期待したい。何より天候が気になります。

なぜ、魚市場の撮影紀行なのでしょう？
仕事ではありません。まったくの趣味。
富山県高岡市の高岡市場は、天然のイケスと呼ばれる富山湾の魚が、集まります。
魚たちがどう採られ、そしてどう流通されるのか、初めて知りました。
皆様のお役にはちっとも立たないと思いますが、「へぇ～」とトリビアな気持ちになれるかと思います。
しばらくお付き合いのほど、よろしくどうぞ～。
ゆるきゃらが迎えてくれます。下は駅構内。
高岡は万葉の里。歴史が深い町。ものづくりでは鋳物の文化がございます。
干支にちなんだ鐘を鳴らすそうです。
ちょいと恥ずかしいのでスルーしちゃいました。
今回の旅は一泊二日。翌朝朝4時からの撮影です。今は夕方4時。
天気のいいうちに高岡の町を撮ろうと歩きます。
早速、鋳物です。大伴家持さん。

もののふの　八十（やそ）をとめらが　くみまがふ
寺井の上の　かたかごの花

西暦746～751年まで高岡に国守としていらしたそうです。
県知事という認識でよろしいでしょうか。

政治家であり、歌人。
万葉集には743編を収め、稀代の歌人です。
百人一首には「かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける」と収められています。

風流人でありながら、政治的には貴族らしくない骨太な気骨があったと伝えられています。
多才ですよね。政治家兼歌人。
駅前に歌碑がございます。